レギスタン広場とウズの歴史
2019.06.07 Samarkand , Uzbekistan
さら〜む🌞✋
ウズベキスタン最大の見どころ!レギスタン広場に行ってきました✨
ホステルから歩いて10分くらいです。
もーほんとにお花に癒される🥺
花瓶からどひゃ〜!っていう演出まで✨遊び心にまた癒される🥺
正面のお写真が、こちらっ!
すーごくきれい✨
この場所がまさに、シルクロードのオアシス都市として栄えていたのです。
さて、レギスタン広場の紹介のついでに、ウズベキスタンの歴史もまるっとご紹介します👩🏫
ウズベキスタンは、1991年生まれ(私たちと同じ!)の新しい国です。日本は数千年前から日本ですが、ユーラシア大陸ど真ん中の中央アジアは、東西南北から色んな勢力の影響を受けながら、民族、宗教、文化、あらゆるものがワシャワシャシャシャ〜〜!!!とごちゃ混ぜになった末、今の形になりました。
紀元前、もともとはアーリア系(イラン系)が住んでいて、7世紀頃にトルコ化しつつ、アラブも進出してきてイスラム化がすすみます。
その後わちゃわちゃあり、13世紀にモンゴルからチンギスハンが攻めてきて、サマルカンド壊滅。(チンギスハンこんなとこまで!すご!)
その後14世紀、ティムールがティムール帝国を建国し、またサマルカンドが首都となります。
このあたりからウズベク族(ここで!)がカザフスタンから南下。ウズベク族はモンゴル系遊牧民だそうです。
1865年、ロシアがタシュケント占領!
1991年、ソ連解体、ウズベキスタン共和国誕生!
それから20数年の間、最も残酷な独裁者のひとり、カリモフ大統領の独裁政治が続くのです。。これは情報がなさ過ぎて未知。任期が終わっているにもかかわらず選挙もせずに大統領の座に居座っていたらしいということと、ロシアのKBGのような秘密警察を操って国民を監視していたという噂です。。
2016年にカリモフ大統領が亡くなり、その後は改革派のミルジヨエフ大統領ががんばっているようです。
カリモフ大統領(wiki)
ミルジヨエフ大統領(wiki)
ちなみにですがミルジヨエフ大統領は2019年12月に日本にいらっしゃってました!友好関係を築けているようです^ - ^
話を戻します。
古くからヨーロッパとアジアを結ぶ中継地として栄え、「シルクロードのオアシス」「シルクロードの宝石」と呼ばれていたウズベキスタン。その中でもサマルカンドは、「青の都」「イスラム世界の宝石」「東方の真珠」と言われていた、、、どれだけシルクロードを行き来する人たちを癒していたのかが伝わります🌸
そしてサマルカンドの中心にあるのが、レギスタン広場。
(夜はライトアップされて本当に綺麗です✨)
レギスタン広場には、大きな建物が3つあります。これは、マドラサ(神学校)で、イスラムの教えを学ぶ学校です。
はじめに完成したのが左手の建物で、1420年、ティムール朝第4代のウルグベグさんにより建てられました。次に右手、最後に中央が建てられました。中央のマドラサは1660年に完成しているので、いまの状態になるまで200年もたってますね!
まるでもともと3つ建設すると計画されたように見えるけど、そうではないらしい!すごい^ - ^
さて、実際に行ってきました👍
ただの広場ではない、えも言われぬオーラです。
広場を眺めていると、ウズの若者達に「コリアン?」と声をかけられました。「ジャパン!」というと一気にテンションがあがり、写真撮ってと言われる笑
どこ行っても日本人は人気です!
ちなみに、外国文化がほとんど見当たらないのに韓国料理屋だけが点在している理由ですが、戦時中にロシアが朝鮮人を強制移住させた過去があるからだそうです。。
チケットを購入します。
40000スム、400円です。
中に入ると、もうどこもかしこもかわいい!バエルとはこのこと!女子にはたまらんですな😍
写真撮りまくりなり。
かわいい😭✨民族衣装着られるとこありました!
ここにもウェディングカップルが💕
もう、とにかくお花!植物!ウズベキスタンはお花がかわいいランキング第2位です!(1位はイースター島)
お、おばちゃん!!なんてとこからお水飲んでますの!!ワイルド過ぎや!
と、思いきや、老若男女次から次へとホースから水を飲んでゆく。。まさかのウズベクスタイル。
子どもに強要してるし嫌がってるよ(・・;)
そしてこの子がむっちゃかわいい!!!
泣ける可愛さ😭😭😭💕💕💕癒され過ぎて溶ける。
広場にはお土産屋さんも結構あります!
どこもかしこもかわいくて、短期旅行だったらたくさんお買い物してるのに、荷物になるのでここは我慢。世界一周のツライトコロ。
こちらのDil Suzani Boutiqueさん。一押しのお店!!
私たちがベンチでのんびりしていたら、こちらの店主のおじさんが「もしよかったら見るだけでもきてくださいね」と言ってきました。なんだかめっちゃソフトで優しそうなおじさんだったので行ってみると、色々と説明してくれました。
こちらのザクロ柄は伝統なんです!とか、ほんとは黒地がもっとも伝統的なんだけど、暗い色よりカラフルが好まれるから、最近は白地が多いんです!とか。
ごりごりな営業ではなく、なんというか商品への愛が溢れていて、これまた癒される🌸
そしてなんといっても!!一押しの最大の理由!!
おじさんの、息子ちゃん!!!!
いやいやいやいや😭✨✨
なんですかこの国宝級のイケメンは!!😂❤️❤️
かわいすぎる!!世界一周中のイケメンナンバー1といっても過言ではない!!!
ちょっと照れたような笑顔だけど、お父さんの説明をしっかり聞いて、私たちの質問にも(商品のね笑)ちゃんと答えてくれました。しっかりしよる🥺👏
大きくなったらまた会いましょう🤗←
マドラサの内側は、金ピカだったりで迫力があります。
日が暮れてくると、よりエキゾチックな雰囲気。
こちらの建物に描かれている虎と人の顔、わかりますか?
偶像崇拝が禁止されているイスラム教では、このように動物や人が描かれるのはかなり珍しいそうです。
刻一刻と空の色が変わっていきます。
本当に綺麗。
人も少ないのでこうして遊んでいたら、警備員の人がきて、、、、(・_・;
「ダンスが上手だね!僕にも教えてよ!」
「えw いいですけどどうすんのw」
「ここだとみんなに見られて良くないから、あっちにいこう、、、」
と、電気も消えている建物の奥の方へ連れて行こうとする。
違う目的だろ(ー"ー;)
きもちわるいのでシカトです^ - ^
夜はライトアップされます✨
空のこの青さはなんなんでしょうか😢✨
日が落ちるのはあっという間でした。尊い時間だったな。。
この空間が他の国にはない独特な雰囲気なのは、シルクロードで栄えた長い歴史があってこそなんだろうなぁと感じました(*^^*)
1日チケットを買えば当日中は出入り自由なので、明るいうちに1度訪れて、その後いったん出てから夕方からまた訪れると良いと思います😉
世界一美しい広場の紹介でした✨